2022年 新年のご挨拶

旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、気がつけば2021年6月の本格稼働から早半年。あっという間に過ぎ去っていく毎日の中、私も有岡も日々四苦八苦の毎日。振り返ると、『○○を準備しておくべきだった!』『××の進捗が今一歩だどうしよう!』などなど、創業期(?)特有のドタバタな日々。そのため、事前にお声がけ頂いていた方には大変申し訳ないレスポンスになってしまったことを大変悔やんでおります。そんな中でも、日々全道各地、業種を問わず様々な企業さま・個人事業主さまからお声がけを頂戴できていること。何事にも代え難いほど嬉しいことです。改めて、感謝申し上げます。

改めて2021年後半戦を振り返ると、こんな感じでした。

  • とにもかくにも準備不足でサービスインが大幅に遅れた(本当に申し訳ありません…)
  • 新たな師たちに出会えたことで、未知の分野に果敢にチャレンジできた。
  • 新たなパートナーたちに出会えたことで、自分自身が万能でなくとも、チーム力でより大きな成果が出せることを知った。
  • やっぱり日々の情報収集と勉強とアウトプットは大事。でもそれは自己満足のためではなく、誰かのためにやるべきことである。

って、何の話なんでしょうか…(笑)

端的に言えば、自分自身の力だけでは到底結果に結びつかなかった、ということを身をもって学んだ半年でした。思えばこの半年間、幾度となく『会社創業以来のピンチ!』が起きたわけですがその都度『手を差し伸べてくれる方』『経験談をそっと話してくれる方』『ただじっと私のもやもやを聞いてくれる方』『ただ笑って与太話ができる方』…その他大勢の人の『温かみ』に触れることができたことで、ピンチが一気にチャンスに転ずるような場面が多々ありました。

今までは誰にも頼れない環境下で常に孤独感や無力感に苛まれながら「とにかく結果を出すこと」を強く求め続けられていたので、常日頃から何ごとも『自分が自分の能力で、根性でなんとしても解決しなくてはならないんだ!』と思い続けがむしゃらに動いていましたが、結果はあんまり出ませんでした。実はその考え方が間違いで、時に人に頼り、人に教えられ、人に助けられる場面はたくさんあること、そしてそれが、自らのアクションに良い影響を与えてくれることに気がつかされました。そしてその世界は自らが心の底から望まない限り、訪れるものではないことも知りました。

皆様にとっては「そんなもん、当たり前だろう!」な話かと思いますが、私はそんな世界があることを知るために10年以上の歳月を経てしまいました。その結果、たった半年で前職以上の経験と気概を得ることができたような気がしています。ですから、今度は私が人に良い影響を与えられる存在になりたい。そのためにできることをひとつひとつやって行こう、と覚悟をした次第です。

そして、新年のはなし。2022年のCalcoは、ついに4名体制となります。

まだ4名も必要なフェーズではないだろう…と思う気持ち(=不安)もあるのですが、当社の理念や大事にするものに共感し、自らの経験やスキルを生かして全力で誰かの役に立とうと考えるスタンスを持つ2名のやる気に感化され、計4名で活動していくという決断をしました。また、磯角・有岡のこと、我々がお付き合いする農業経営者や中小企業者のことをよく理解してくれるメンバーでもありますので、皆様へご提供できるご支援の幅・深さを一気に拡大するチャンスに恵まれたと思いこの決断をいたしました。新たな2名は後日ご紹介いたします。

まだまだ若輩者の株式会社Calcoではありますが、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

2022年1月1日
株式会社Calco
代表取締役 磯角 栄俊

本格始動へ向けて…

早いもので、新年度(4月)になりました。今年は全道的に雪解けが例年より早く、農業経営者の皆さま方は既に畑作業を開始しているところもあると聞きます。皆さま、本当にお疲れ様です。

そんな中、われわれCalcoも6月からの本格始動へ向けて準備に勤しむ毎日を送っております。有岡が13年半、私が10年半勤めた事務所の退職へ向けた準備(整理、引継等々)もかなりのボリュームなのですが、ありがたいことにまだまだひよっこなCalcoに対し、さまざまな支援業務のご依頼を頂戴しております。本当にありがとうございます。で、その提案と支援業務フローの構築にアレコレと頭を巡らせつつ、打ち合わせのために全道あちこちを駆け回る日々でございます。

そういえば、ちゃんと自己紹介をアップしたことがなかったなぁと思いましたので、本日はまず自己紹介をしてみようという。

代表 磯角のプロフィール

磯角 栄俊(いそかど ひでとし)
1985年(昭和60年)3月生まれ
北海道標津郡中標津町出身
趣味はドライブ。業務でさんざん長距離運転していますが、週末もまた運転しています。病気でしょうか(笑

2010年 道内大手の会計事務所に入社。オホーツクエリアのクライアント対応業務全般に従事。2017年より同社北海道西エリアのゼネラルマネージャーを担当。2021年5月退職予定。

2020年 株式会社Calcoを設立、代表取締役に就任。

取締役 有岡のプロフィール

有岡 宏樹(ありおか ひろき)
1984年(昭和59年)1月生まれ
北海道標津郡中標津町出身
趣味はゴルフ。最近、クラブを新調しましたが忙しすぎて未だにしまいっぱなしなのが悩みです…

2004年 ウェブ制作会社に経理専属スタッフとして入社、2007年退社。その後、道内大手会計事務所に入社。札幌支社の立ち上げに尽力。道北・オホーツクエリアのクライアント対応業務全般に従事。2017年より同社札幌支社エリアマネージャーを担当、2021年5月退社予定。

2020年 株式会社Calco設立。取締役に就任。

コンビネーションが成せる技を活かします

プロフィールにもあるとおり、前職では10年のコンビとなります。私(磯角)が入社した際の指導役が有岡だったわけですが、出身地が一緒で、かつ年齢もほぼ一緒だということもあり、コンビネーションを組むまではそう時間がかかりませんでした。外部の方からは一見、2人とも似たような性格を持っているように見えるようですが、私が深く悩み抜くことで解決する性格、一方の有岡は持ち前のキャラクターを活かし人と打ち解けやすい性格を持っていることで、こと業務においてはそれぞれが不足する部分を補完し合いながらミッションを達成していっております。ですので、常に2人態勢・2人対等に仕事を進める様はちょっと異質に思われるかもしれませんが、ご安心ください。やましい関係ではありません(笑

これからも、株式会社Calco、有岡・磯角共々どうぞよろしくお願い致します。

支援情報が充実しています

我々のようなひよっこ会社にとって、さまざまな施策や助成などの情報はスルー御法度。日頃から情報収集に努めていないと『気がつけば期限を過ぎていて…』ということがたくさんあります。

例えば、新型コロナウィルス感染症拡大による影響を受けた事業者に対する『持続化給付金制度』が記憶に新しいところです。Calcoは創業直後のため対象にはなりませんが、この制度に救われた事業者が多数いらっしゃるのではないでしょうか。

一方で、持続化給付金における不正受給など、制度の隙を突いた悪質な例が多数報道されております。本来必要としている人に支援が行かず、ただ私腹を肥やすためだけにこういった支援が使われるのは嘆かわしいことと思いますが…言い換えれば『適宜いろいろな情報を取り入れているから』そういった不正が出来る、とも言えます。(悪用はダメですよ!絶対!)

効率的に情報収集するにはココがヨシ!

そこで、今回は個人的に活用している情報集約サイトをご紹介いたします。

独立行政法人 中小企業基盤整備機構(中小機構)のウェブサイトです。中小機構といえば、個人事業主や中小規模の法人経営者向けの施策である『小規模企業共済』や取引先の倒産に備える『経営セーフティ共済』を取り扱っていますが、さまざまな情報提供や支援を展開しています。

その中でもJ-Net21は情報が探しやすくまとめられているため、私は定期的にサイトをチェックし、有用な情報がないかリサーチをしています。いろいろな事例も掲載されているので、勉強にもなりますね。

この乱世を、戦い抜く…?

実はこれが本題なのですが…(笑)

異色なコンテンツが(笑)名将タイプ別診断だそうです。早速やってみたところ、私は上杉謙信、有岡は井伊直虎でした。ちなみに、どんな職業に向いているかまで教えてくれます。経営コンサルタントに向いているそうです(笑)

皆さまも楽しみながら情報収集してみてはいかがでしょうか。

新年のご挨拶

本年もどうぞよろしくお願い致します。

旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。昨年はこの世にCalcoが誕生した年。そして本年はいよいよ本格始動をする年となります。現在、本格始動のための準備を進めているところですが、やりたいことがたくさんありすぎる日々を過ごしております(笑)個人的には悩み苦しみながら考えるプロセスが大好きなので、辛くも楽しい日々です。

冒頭から、いきなり個人的な話題となりますが…

我が家には先月(2020年12月)に3歳になった長男がいます。今のところ、大きな病気もなくスクスクと育っています。父親に似たのか身長も体重も平均より高く重いのが気がかりですが(笑)一挙手一投足が日々変化し、これが成長かぁと実感できます。

で、先日の休みの日の話。半日ほど2人で過ごすことになったため、息子を連れて映画館へ。『仮○ライダー』映画を観てきました。我が家の3歳児にとっては初めての映画館。我が家のテレビはごくごく控えめなサイズですので、大型スクリーンに映し出されたライダーはさぞ彼の興奮に繋がったのでしょう。ずっとポップコーンをむさぼりながら最後まで飽きず真剣に観てくれました。

この様子を見て、私自身も、次の年(2021年)は初めての経験が山ほど訪れるんだろうなぁ。その時に、彼のように純粋に目を輝かせながら、全ての事柄を楽しみながら世の中に貢献が出来れば良いなぁと思ったものです。

さて、現在Calcoでは、6月以降の本格稼働を前にさまざまなプロジェクトを実施しています。今回はその一部を進捗報告がてらお伝えします。

ミッション:経費の「使いすぎ」をコントロールせよ

我が社はまだまだ規模も小さく2名しか所属していない経営規模のため、経費の支出は『横にいるもうひとりの取締役に声をかければ』承認を得られるほどシンプルかつザルな手順なのですが(笑)これが10名20名の従事者数となると、そう簡単にはいきません。権限設定・裁量・定期的なレビュー、分析、改善…。日々それらをマネジメントする時間があれば良いのですが、他にもやらなくてはならないことが山のようにある経営者においては、どうしても後回しになりがちなポイントとなってしまいます。

また、ある程度『利益』が出ている経営であれば、当初はコストマネジメントがきっちりしていたとしても、徐々にそれが緩むことが多く見受けられます。これは悪意やミスがあってそうなるのではなく、マネジメントが『習慣化』されていくことにより、ちょっとした認識のズレが少しずつ増幅していくだけのこと。それを放置することにより、後々見返したときにもの凄く驚く結果になっていた…という事例も少なくありません。

そこでCalcoでは、日々の取引情報をスピーディかつ効率的に蓄積し→その情報をシンプルに見える化する取り組みを進めています。折しもこの数年、経営マネジメントにおけるデジタル化が飛躍的に進歩し、中小企業でも円滑に取り入れやすくなってきました。一方で、長年の経験や研ぎ澄まされた感覚、人間でしか認識判断できないアナログ的な事象も、まだまだたくさんあります。そこで、テクノロジーの『進化』と人間が持つ『感覚』を上手に組み合わせた方法で、より経営状況の把握をしやすい環境を構築するお手伝いをしていく準備を進めています。

今回ご紹介したのはほんの一例ですが、今後もみなさまの声を伺いながら、経営マネジメントに貢献できる取り組みを進めて参ります。変わらぬご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。

#個人的にはカッコいいプロフィール写真が撮りたいのでシェイプアップしたい!

法人設立時に活用したい施策など

会社設立から1ヶ月が経過しました。定款作成、登記手続き、金融機関口座の開設、各種届出・・・この1ヶ月、色々な手続きに奔走してきましたが、ようやく一息つけたような気がします。

さて、我々Calcoのメンバー2名は前職では多数の農業法人様の設立を支援してきましたが、今回自身で法人設立をした経験談を踏まえながら、新たにビジネスをスタートさせようとする方の参考になればと思い、いくつか情報をまとめてみたいと思います。

創業時の情報収集は中小企業庁ウェブサイトがおすすめ

前職の会計事務所時代からよく参考にしているのが、中小企業庁のウェブサイトです。ここには創業時の各種支援情報の他、融資や保証などの金融情報、補助金・助成金の情報、複雑奇怪でわかりづらい税制の解説だけでなく、相談先の情報なども多数掲載されています。

特に税制に伴う説明は本家本元である国税庁の資料では何言ってるのかさっぱりわからなーい!という私でもすんなりと理解できる(それじゃあだめだろう 笑)ぐらい、わかりやすく解説されております。あまりおおっぴらには言えませんが、ココにある資料をソックリそのままお客様に提示し、説明をしたことも多数あります・・・笑

創業前に必ず受けておきたい『特定創業支援等事業』

上記のリンクはわれわれの本拠地である札幌市の情報ですが、創業にあたり各自治体の支援を受けることができます。その中でも「産業競争力強化法に基づく特定創業支援等事業」というものは、スルー御法度の注目ポイントです。

これは、支援機関の創業アドバイザーとの窓口相談や各種創業セミナーが『無料で』受けられることが出来る上に、支援を受けたことの要件を満たすことにより、『特定創業支援等事業による支援を受けたことの証明書』が発行されます。この証明書を各機関に提出することにより、会社設立時に支払う必要がある登録免許税(株式会社の場合、一般的に15万円)が軽減されたり、貸付利率が優遇されたりといった施策を受けることができます。

われわれCalcoも、今回の創業に当たっては札幌市の支援を受け、証明書を発行してもらったことにより会社設立時の金銭的負担が軽減され、懐事情がお寒いところが少しだけ温まりました。いや、増えてはいませんが…。また、相談窓口のコーディネーターさんも親身に相談に乗ってくれますので、創業に当たっての不明点や疑問点を解決するにはぜひ活用したい事業だと思います。

自分で定款作成→登記するか、プロに依頼するか?

少し前まで、会社設立時には司法書士・行政書士へ手続きを依頼することが一般的でした。もちろん、自身で全て書類作成し、登記手続きを行うことは決して不可能ではないのですが、何しろ人生でせいぜい1回あるかないかの会社設立をイチから自分でやるのは容易ではありません。

特に、最初のハードルとなる『定款(※設立する会社における憲法みたいなもの)』の作成も一定のルールがあり、それに沿って定款記載事項を作成していくのはひと苦労。ひな形はインターネットでたくさん掲載されていますが、自社にあった定款を作るのはそれなりに難しかったりします。

しかしながら、(私が気がつかないうちに)時代はかなり変化していました・・・。

今や、必要事項を質問形式で答えていくだけで定款をつくることが出来ますし、公証人役場への定款認証(定款が正当な手続きを経て作成されたことを証明してもらう手続き)についても、公証人役場へ行っての面談する以外の作業は全てサービスに内包された行政書士事務所でやってもらえるようになっています。

驚くのが利用料。各サービス諸条件がありますが、電子定款であれば無料~5,000円(※公証人へ支払う定款認証手数料や、法務局へ納付する登録免許税等は別途かかります)で手続きを完了することができます。・・・心なしか価格破壊すぎやしないか?と心配になったりならなかったりですが、いやはや本当に便利になったものです。

よろず支援拠点も活用したい

もうひとつ。再び登場の中小企業庁が提供している支援事業に『よろず支援拠点』というものがあります。これは、各分野のプロフェッショナルにまたまた無料で相談が出来るという素晴らしいもの。Calcoでは創業前に気になった法務的な課題解決のために、よろず支援拠点に在籍する弁護士先生との数回の相談で利用しました。本来であれば、それなりの相談料がかかるものですが、この施策は相談回数も内容も制限がなく、何度相談しても無料という太っ腹。大いに活用したい制度です。

所属されているコーディーネーターさんも各ジャンルからさまざまなプロフェッショナルが集合しておりますので、大抵の疑問・質問に答えてもらえる環境にあると思います。ちなみにですが、私の叔父もコーディネーターに名を連ねておりますのでご贔屓に(笑

わからないことはプロに聞いてしまったほうが絶対早い!

これは経験談も含めて、ですが・・・

現在、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、各機関からさまざまな支援が講じられています。特に、持続化補助金にはじまる国庫補助関係については、皆様興味がある事象であると思います。が、自身で申請経験がない方は「いったいどうしたら良いのやら・・・」と途方に暮れてしまうことも少なくないかと思います。

インターネット上でも情報提供されておりますが、個別の疑問を解決するまでにはなかなかの労力と時間がかかります。これについては、最寄りの商工会議所や公的機関に相談窓口が開設されていますので、ちょっとでもわからないポイントがあれば事前予約の上相談窓口へ足を運ばれるとよいでしょう。Calcoでも、ネット上の情報ではイマイチわかりづらかった点を解決するため相談窓口へ足を運んで質問したところ、ものの5分でスッキリ解決!ということも。ご参考までに。

“Calcholic”の由来について

前回は会社名(Calco)の由来についてお話ししました。今回は、弊社の支援サービスのブランドネーム“Calcholic”についてお話しします。

例のごとく『何て読むんだ?』とよく尋ねられますが、これは「カルコリック」と読みます。

由来は・・・
~holic、という言葉。実は『中毒』という意味があります。まぁ、中毒という意味ですから・・・詳しい説明は省きますが、日本語ではよく『○○中(ちゅう)』という使われ方をするやつです。

これもまた、前職の経験から採ったネーミングでして。昔話になりますが、前職である会計事務所A社に入社から5年ぐらいは、繁忙期である12月~3月は本当に寝るヒマを惜しんで仕事をしないといけないぐらい多忙で、ひたすらPCのキーボードと電卓を叩きまくる日々が続いていました。

それがあまりにつらすぎて・・・終盤の3月頭になると徐々に、妙なテンションになります。同僚含めてあまり他人にはこの感覚のことは伝えていませんでしたが、個人的には『電卓を叩きまくるのがなぜか楽しくなる』瞬間があるのです。

まさに、電卓中毒!

よって、Calc+holicでCalcholic、というネーミングです。これは仕事に対する情熱を意味し、そしてその熱がお客様に届き、このサービスで熱狂的になっていただければ・・・という思いを込めました。もちろん、一度ハマると抜け出せない!という「念」も込めています(笑

CalcoCalcholic、どうぞ末永くごひいき頂きたく存じます。

“Calco”の由来について

弊社の名刺をお渡しすると見慣れないローマ字表記の社名のため、『コレ、何て読むの?』と聞かれることが多く、その都度、ちょっと恥ずかしい思いをしております。

改めて、ですが。私たちは株式会社Calco(カルコ)といいます。
Calco、聞き慣れない言葉と思います。

前職では何軒ものお客様の法人設立を支援しましたが、都度皆さんに「準備でいちばん苦労するのは会社名ですよー」とお話ししていました。で、例に漏れず私たちもやっぱりそのとおりでした。考え始めたのが4月のはじめ。そこからCalcoに決まったのが5月末。

当初は創業メンバーの「ヒデトシ」と「ヒロキ」の頭文字Hを取ったものや、「磯角」と「有岡」でBeach Hillというなんだかイカした名前も検討しておりました。そのうち、さっさと社名決めないと登記すらできん!と焦った挙げ句、机上にあったものの中で一番『大事にしているものから名前をもらおう』と考えました。

散らかった机上を眺めてみると・・・

パソコン:確かに大事(無いと仕事できません)だけど、IT系じゃないし・・・。
マウス:ネズミ男、って呼ばれたら嫌だなぁ
スマホ:実はあんまり大事にしていないかも(よく、落っことしてます・・・)
ペン:創業者二人とも実は超アナログで、チョイスにはちょっとしたこだわりがあります
付箋紙:これまた二人とも、机の上は備忘メモがたくさんペタペタ・・・
メガネ:すごく大事なんですが、よく考えたら私しかかけてません

と、眺めていてひとつ目に留まったもの、それが『電卓』でした。

・・・確かにこれは毎日使うし、長年使っているしなぁ!

簿記を学ぶ者のスタートは、簿記検定で使用できる高機能電卓を買うところから、とまで言われています。安いものであれば数百円で購入可能ですが、我々が日常的に使用するものはだいたい5千円前後。頑丈でなかなか壊れないので、1度買うと10年は余裕で使えます。私も最近まで15年連れ添った電卓を愛用しておりましたが、創業を機に心機一転買い替えました。

その電卓、英語では“Calculator”といいます。また、計算全般を略して“Calc”ともいいます。そこで、Calc+CorporationでCalco、という名前にしました。これからも電卓をかけがえのない仕事の相棒として頑張っていきたいという思いが込められています。

支援サービス全般のブランドネーム「Calcholic」の由来については、また改めて。